根管治療

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根管治療とは?

根の治療

根管治療とは、歯髄(歯の神経)が細菌感染や炎症によって傷んでしまったときに行われる治療です。

傷んだ歯髄を抜き、歯髄が通っていた管(根管:こんかん)を清掃してから管の中に詰め物をします。清掃の回数は患者さんによって大きく異なります。2~3回で終わる方もいれば、10回通ってもきれいにならない方もいるなど十人十色です。

どんなときに根管治療をするの?

歯髄(歯の神経)が細菌感染や炎症によって傷んでしまったときに根管治療を行います。

例えば、歯髄まで到達した深い虫歯です。虫歯は歯を溶かした後、歯髄にも感染します。歯髄は歯の神経なので、ズキズキとした激しい痛みを感じます。

その他、外傷や歯に亀裂が入り歯髄に炎症が起こったときも根管治療を行います。

根管治療時のお願い

歯科への通院

根管治療は根気のいる治療です。清掃の工程では十数回の通院が必要になる患者さんもいらっしゃいます。たった10分程度の清掃のために何ヶ月も歯医者に通うのは大変かと思いますが、根管内に潜む菌との根性比べと思ってください。

根管治療を途中で中断してしまうと、根管内に残っていた菌が再び活動を始めてしまいます。当初は歯を残せると判断して始めた根管治療も、再感染後には歯を残すことができなくなることがあります。悲しいですが、抜歯です。

ぜひ諦めずに治療を完了させましょう。当院医師・スタッフが全力で治療いたします。